概要

  1. 主 催:  カラマズー会
  2. 日 時:  2023年6月24日(土) 11:00〜~15:00
  3. 会 場:  東京都 千代田区 内幸町 2-2-1 日本プレスセンタービル 10F

第一部: 留学セミナー (11:00~12:30)

開会 ご挨拶
カラマズー会 会長
阿部 仁氏
留学準備
なんでも相談室
阿部 仁氏
パネルディスカッション 阿部 明氏 / WMU卒業生
昆 孝弘氏 / WMU卒業生
講演

Jenny Silver氏 / WMU卒業生
Life in Kalamazoo/Michigan

WMU留学セミナーには、これから留学を控える学生とWMUからの外国人留学生等総勢10名が参加。司会進行役の阿部会長が双方の学生を打ち解けさせるアイスブレークとして、学生同士による英語での自己紹介ロールプレイをリードし、会場は早くも活発な雰囲気となります。

次に、留学を控えている6名の学生たちが、留学を終えた先輩たちに留学準備や大学の講義、現地での生活などについて質問をしていきます。 非英語話者が授業中に発言をするなら、講義の終わった直後にコメントを挟むのが発言しやすいなど、留学経験者でしか語ることのできないサバイバルのアドバイスは、具体的かつ学生目線で大変わかりやすかった、とのことでした。

最後に、WMU卒業生で現在、NHKラジオ「ビジネス英語」のパートナーとして日本で活躍されているJenny Silverさんから、現地で役立つ、カラマズーにおける生活情報や安全情報についての講演があり、第一部の幕が降りました。留学を控える学生たちにとっては、渡航を前にして抱いていた疑問や不安を同期や先輩と共有しながら人脈を構築できる良い機会となったことでしょう。

 

第二部: レセプション (13:00~15:00)

司会
熊谷 ゆり 事務局長

ゲストとしてミシガンでの思い出を語ってくださった仲道郁代氏(写真中央)

開会挨拶・乾杯
阿部 仁 会長
 
懇談タイム
WMU最新情報 Dr. Steve Covell
ゲスト講演 仲道 郁代氏
オークション
藤島 俊一 理事
閉会のご挨拶
阿部 仁氏
集合写真撮影  

第2部のReceptionは、13時から熊谷事務局長の司会進行で開始しました。開会にあたり、阿部会長からご挨拶とご参加いただいた方々のご紹介がありました。その後、阿部会長のご発声のもと、参加者全員で乾杯をし、レストラン・アラスカのビュッフェで歓談タイムを楽しみました。

歓談中は留学時期の異なるOBやOGが交流を深めました。第一部のセミナーに参加した留学予定生から寄せられた質問がホワイトボードに掲示され、OB・OGが回答を書き込むという初の試みも行われました。学習面、生活面、就活面からの質問が並ぶ中、OB/OGたちは自らの経験を振り返りながら学生へのアドバイスを書き込み、アナログ形式のチャットで世代間交流が盛り上がりました。

派遣留学予定生からの質問に寄せられたOB・OGアドバイス

Reception後半は、まず、WMUを代表してSteve Covell教授(宗教学)から「WMU Update」として、WMUの受入れ及び派遣(共に日本を含む)留学生数の推移、新規プログラム(Master of Science in Finance, Graduate Certificate Program in Cybersecurity)の紹介、及び竣工間近の学生会館についてご報告がありました。

続いてSpecial Talkとして国際的ピアニストの仲道郁代様をお迎えし、ご講演いただきました。

仲道様は、十代の頃ミシガン州サウス・ヘブン市(ミシガン湖のほとりに位置する街)で過ごされ、ピアノのレッスンのためにお母様が運転する車で、毎週、カラマズー市のウェスタンミシガン大学音楽専攻の教授の元に通われておりました。ミシガンでの生活が仲道様にもたらしたのは、ピアノの技術が上達する以上に、「音楽を愛すること」を通じて、異文化の中でも多くの友情、交流を育むことができたこと(多様性)。相手や自分へのメリットを明確にした上で物事を進めていく考え方(合理性・実用性)。そして、才能に恵まれたら、それを人のために使う」という奉仕の精神。こういったアメリカでの原体験が、ピアニスト(音楽家)として、その後活動する(人生を歩む)原動力になっているとのお話しをいただきました。仲道様の講話は、この夏にアメリカでの留学生活をスタートさせる日本の学生にとっても留学とその後を考える上で貴重なお話しでした。

また、仲道様の今後の活動として、2023年10月22日(日)開催のピアノ・リサイタル(詳細はこちら)のご案内が司会の熊谷事務局長からありました。会員特別価格(10%割引)での購入は7月21日(金)が締め切りで、会員メールにより別途ご案内があります。

この後は毎年盛況必須のオークションが、藤島理事兼オークションマスターの司会進行のもと行われました。今年から、WMUグッズのほかにカラマズーでしか手に入らないレアな品物やOBOGが所有するWMUアンティークグッツが登場しました。この企画にグッズをご用意いただいたWMUと、ご購入された皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。

最後に阿部会長より、閉会の挨拶と来年の開催日が2024年6月15日(土)に決定したとのアナウンスがあり、三本締めで今年のグランドリユニオンは終了しました。

皆さん、来年もぜひグランドリユニオンに集いましょう!

会計報告

収入   ¥383,400
  【内訳】
  会費 ¥207,000  (社会人27名x¥7,000, 学生9名x¥2,000, ゲスト5名)
  オークション収入 ¥ 66,900
  ご寄付 ¥109,500
   
支出   ¥220,333
  【内訳】
  レセプション 食事代 ¥210,000
  備品郵送代 ¥5,178
  名札、備品 ¥2,616
  書籍代 ¥2,000
  その手数料 ¥209
  振込手数料 ¥330

余剰金163,067円はカラマズー会運営費に繰入れ、今後の会活動のために活用させていただきます。